こほの趣味の部屋: エブリイ荷室ミニ収納庫右側

2018年2月5日月曜日

エブリイ荷室ミニ収納庫右側

2018.January.21.

　エブリイにミニ収納庫が欲しいと思った。
　収納する物はバーナーとクッカー類である。

　これまでは調理器具は折コンの中に入れていた。車外の後部から調理中に折コンの中身を取ろうとしても届かない。車内からも車外からもアクセスしやすい位置に収納庫を作る。

　材料は4mmシナベニアとホワイトウッドの残り。

　実は作ろうと思ったのはひと月以上前だった。大きさと構造、取付方法に悩んだ。取り付け取り外しが簡単で、脱落しない方法。ああでもない、こうでもないと構造図を何度も書いた。

　4mmシナベニアは表面が奇麗で軽量だが強度的に弱い。丁番のビスでは長過ぎて板を貫通し飛び出すし、強度が持たない。オートラッチ、丁番共にエポキシ系接着剤とステン針金で留めた。
　ボックスの両サイドにはポケットを付けた。
　

収納庫の下部。

バックドア側から見たところ。

車内前方から見たところ。
こちらにはポケットはふたつ。

収納庫の車への取り付けは、「エブリイ DA17V　フルフラットベッド　その②」で紹介した荷室テーブルの取り付け基台を利用した。

　フルフラットベッドを制作した時のホワイトウッドの残り材で三角のアングルを作り、収納庫は別に制作、その後収納庫をアングルに固定した。

　アングルは荷室テーブルの基台の上に乗せ、上部はネットラックのステーに食い込む構造とした。高さは上下はきっちりのサイズだが、収納庫を前後に動かすと外れる。振動で脱落してしまうので、ステンボルトをピン代わりに穴の上から差し込んで脱落防止にした。

後部側(収納庫の右側)のピン。
上の横木が収納庫のアングル。
下の横木がテーブルの基台。
ピンを落とすとズレない。

前方側(収納庫の左側)のピン。
上の横木が収納庫のアングル。
下の横木がテーブルの基台。

上の横木が収納庫のアングル。
下の横木がテーブルの基台。

ピンは前後2本。

荷室テーブルと取付基台。

ピン用の穴を開けている。

ピンはステンボルト。
ねじ込むのではなく、ただ落とし込むだけ。

　一度取り付けた収納庫を取り外してみる。取り外しにかかる時間は1分もない。収納庫とテーブルの隙間から手を入れて、ピンを2本抜き取り、収納庫本体下部側から手前に引き抜き、上部の切込みを下に抜くだけである。
　取り付けはこの逆。工具も何もいらない。1分もかからない。

収納庫最上部はキッチンペーパーホルダ。

キッチンペーパーの引き出し口は
もう少し大きくしようかな？

　収納庫内はガタつき防止のために100均のアルミクッションマットを両面テープで固定した。

　上部収納庫はカセットガス2本とクッカー2セット。クッカーはPRIMUSのイージークック・ミニキットの中にEPIチタンマグと100均の折り畳みスプーンとフォーク、タレビンに入れた洗剤と小さく切ったスポンジをチャック付きビニールに入れている。イージークック・ソロセットMにはイージークック・ソロセットSをスタッキング。さらにクッカーの上の空きスペースにはUCCのカップコーヒーが入った。


上の扉にはカセットガス2本、プリムスのイージークック・ミニキットとイージークック・ソロセットS、イージークック・ソロセットM、 EPIチタンマグ、UCCカップコーヒー。