2017年4月21日金曜日

EARTHMAN (高儀) チャック式 AC100V ミニルーター 修理

2017.April.17.

 長年愛用のミニルーターである「EARTHMAN (高儀) チャック式 AC100V ミニルーター」の様子がおかしい。

EARTHMAN チャック式 AC100V ミニルーター。

 先日使用時に異変に気付いた。症状は回転速度が速くならないのとスイッチが切れないことである。本体を振ってみるとカラカラと何かがルーターの中で転がっている。

 購入時にもそれほど高価な物でもなかったし、家庭用なので定格使用時間が10分という極めて短く、切断砥石を使用するにはモーターが止まってしまうほど力も無い物なので、これは買い直すしかないかなと思った。



 次のルーターは連続使用に耐え、ある程度力があるものにしたいとAmazonのレビュー、メーカーのWeb等を眺め、
 1. PROXXON プロクソン ミニルーター MM100
 2. Dremel ドレメル ハイスピードロータリーツール 4000
のどちらかにしようと考えた。

プロクソン(PROXXON) ミニルーター MM100 No.28525
プロクソン (PROXXON)
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Dremel(ドレメル) ハイスピードロータリーツール 4000-3/36
ドレメル
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 サイズ的にはプロクソンが良いが、「定格時間15分」がネックである。
 やはりドレメルが良いかも?と悩んでいるうちに、ふと、長年愛用のEARTHMANのミニルーターをとりあえず分解して中を見てみようと思いついた。

 分解には+マイクロドライバ1本で済んだ。

 電源コード側の黒いリングはネジ式なので回せば外れた。

電源コード側の黒いリングはネジ式である。

 チャックも回していけば外れる。

チャックも回せば外れる。

 本体底部(ラベルの反対側)のネジは4本。内1本はサイズが小さい。

写真右上のネジだけが小さい。

 チャックの根元の黒いリングもネジ式であったので回して外す。
 
このリングは外し方に悩んだが、
結局はネジ式であった。

 本体カバーを開けてみると、黒い円盤と小さなネジが転がり出した。

丁寧に本体を開けると写真右下の
ネジと黒い円盤が落ちて来た。

 カラカラの原因はネジのようだ。 速度調節用のダイヤルの円盤を固定していたネジが本体内で外れ、ダイヤルが空転していたようである。
 回転速度が速くならないのとスイッチが切れないのはこれが原因のようだ。

速度調節用のダイヤルの円盤と、固定していたネジ

 ダイヤルの中心の切り欠けを合わせてネジで留める。そして緩み防止に瞬間接着剤を1滴。

緩み防止に瞬間接着剤を滴下。


これで大丈夫だろう。

 分解時とは逆の順番で組み上げて修理完了。早速試運転すると問題なし。

 まだまだ現役で頑張ってもらえそうである。(でもドレメル4000も欲しいなぁ)

2 件のコメント:

  1. 同じ現象 同じ対処したW

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  2. 振動で緩んでくるようですね。治って良かったです。

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